農に生きる

農業は上手にできたときが一番やりがいを感じる

小林 孝光さん 2018年10月22日掲載

 ハウスには黄色やピンク色、白色のディスバッドマムが綺麗に咲き乱れ、出荷ピークに向け収穫作業を行う小林孝光さんの姿がありました。
 孝光さんは1200坪の施設でディスバッドマムの周年栽培を行っています。栽培品種は白色のピンポンスーパー、黄色のピンポンゴールデン、緑色のフィーリンググリーン、ピンク色のセイブルノを中心に栽培し、季節に合わせて赤色やオレンジ色など色とりどりの品種を選定しているそうです。28歳で就農し、今年で24年目を迎えます。「高校卒業後は会社勤務をしていました。近所の仲間がピンポンマムを栽培し始め、自分も栽培してみたいと思い、就農を決意しました」と話してくれました。「当初はわからないことばかりで情報を集めては試行錯誤を重ねました」と当時を思い出しながら語る孝光さん。
 「農業は上手にできたときが一番やりがいを感じます。自分の納得のいく太さや長さ、そして秀品率が高いとき、とても嬉しく思います」と笑顔を見せてくれました。栽培していく上では病害虫防除を徹底し、予防を心掛けているそうです。また、水管理も重要で「水を与え過ぎても抑え過ぎても良くない。常にほ場を確認してディスバッドマムの様子を見ることで少しの変化も見逃さないように管理しています」と栽培の苦労を語ってくれました。
 赤羽根洋花部会では、ディスバッドマムを生産している仲間同士で常に情報交換を欠かさずに行っています。「1ヶ月に2回、出荷前のほ場を巡回しています。定例会も行い、勉強会を実施し、生産者一丸となって日々の栽培に取り組んでいます」と話してくれました。
 現在のディスバッドマムの栽培での問題点は初期の根張りだそうです。「品質を良くするためには根張りが大事。根が張っていると樹勢が良くなります。土壌改良材や酸素剤などを施肥し、初期の根張りへの対策をとっています」と課題に向けた取り組みを語ってくれました。
 最後に孝光さんに今後の目標を尋ねると「今後もディスバッドマムの生産に力を入れ、ディスバッドマムや出荷グループでもあるALL4MUMをもっと多くの方に知ってもらい、様々な用途で使用してもらえるようになると嬉しいです」と笑顔で話してくれました。

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