農に生きる

品種ごとで栽培方法に特徴があって面白い

坂本 治彦さん 2018年11月20日掲載

 色鮮やかなリシアンサスが広がるハウスの中、出荷ピークを迎え、収穫作業を行う坂本治彦さんの姿がありました。
 治彦さんは約1300坪の施設で両親と共にリシアンサスを栽培しています。「栽培しやすいハピネスホワイトやラベンダー色で花が大きいセレブグレープ、ボリュームのあるセレブリッチホワイト・セレブクリスタルをメインとして栽培している他、20品種以上を組み合わせています」と栽培品種について教えてくれました。
 26歳で就農し、今年で5年目となります。「就農前は地元の農業高校で講師として勤めていたが、長男の務めとして就農を決意しました」と語る治彦さん。当初はお手伝い程度のことしかできなかったそうです。「今ではいろんな品種ごとで栽培方法に特徴があって面白い」とリシアンサスの栽培について魅力を教えてくれました。
 栽培をしていく上で特に大切な作業は水管理だそうです。「定植初期の水管理は根を張らすために重要となります」と真剣な眼差しで答えてくれました。「細かい作業や天候にすぐ左右されてしまうリシアンサスの栽培ですが、手を掛けた分、綺麗な花が咲き、収穫できたときの喜びは大きく、とても嬉しく思います」と笑顔を見せてくれました。
 リシアンサス出荷連合では収穫前に部会員のほ場巡回や、目揃会などを実施し、部会員同士の情報交換を密にしているそうです。また県外視察では「熊本のほ場へ行き、栽培方法など勉強になりました」と話してくれました。
 リシアンサスの花を咲かせる条件として、気温が高く、日の光が強いことが必要となります。「冬場の秀品率をより上げるために、昨年から炭酸ガス発生装置を使用しています。茎が固く、太いリシアンサスが栽培できるようになりました。また、光合成を促進させることで成長スピードを上げ、計画的な出荷をすることができるようになりました」と教えてくれました。
 今後の目標として「リシアンサスの認知度をもっと上げたい。そして規模拡大をしていきたい」と熱い思いを語ってくれました。

直前のページへ戻る

このページの先頭へ戻る